Lei Nani通信 No.53 2022.8月号

【今月のTopic!牛乳でお腹をこわす人とは?!】

毎日暑いですね!まだまだ夏が続く沖縄。今月はアーユルヴェーダ的、 夏の過ごし方について。

夏は、アーユルヴェーダで言われる3つのドーシャ (身体の健康と病気を司るエネルギーのようなもの)の内の、ピッタという「火」の ドーシャがアンバランスになりやすくなります。アンバランスは、大抵はそのドーシャの過剰を意味します。ピッタが過剰になると、消化不良・下痢・湿疹・口内炎・ほてり・ のぼせ・吹き出物、心身面ではイライラしやすくなります。そんな症状が出ているなと思った時は、クールダウンを心がけて下さい。自然に行くなら川、月を見て月光浴することもピッタを鎮静します。月夜の散歩なんかも良いですね♪ 食事で言うならば、甘味・苦味・渋味を摂り入れて下さい。酸味・塩味・辛味は避けましょう。夏野菜、沖縄の美味しい南国フルーツはオススメです!  

さて、今号表題の牛乳でお腹をこわす人・・・の解釈は、アーユルヴェーダでは、 ピッタの人の強い消化力と、ソフトな質をもつピッタ(ピッタエネルギーの強い人)の胃腸は、他のタイプの人よりも柔らかく、つまりデリケートな胃腸との関係にあります。 牛乳はそもそも下剤効果があるものと捉えて治療にも使うことのあるアーユルヴェーダでは、ピッタのデリケートな胃腸に、強いアグニ(消化力)、すなわち、火力が 強過ぎて下痢になる、と考えます。

イメージ出来ましたか?!アグニは誰しもに 存在しています。胃の下あたりに存在し、燃えています。皆様のアグニは今どんな火加減でしょうか?ちょっと意識してみるだけで、手に取るものが変わり、体調面に変化があるかもしれませんよ(^^♪