2020/07/06
以下アメブロから↓
今日から7月…
沖縄は今年は暑くなるのが早いっ、って言ってる人、多いです。6月から既にけっこう暑い
と、これだけ書いて7/2になっちゃいました
6月は、サロン今までで一番お客様多かったです
皆さん、やはりコロナ疲れでしょうか、、？
皆さん、やはりコロナ疲れでしょうか、、？今回は、コロナ疲れかどうかは分かりませんが、
先月来られたお客様で、相当、お疲れの方で印象に残ったエピソードを今日は書きます。
「6月に入ったぐらいからもうずっと毎日眠れなくて、不眠が続いていて、だから昼間は眠くなるんだけど、やっぱり眠れない。だから疲れがどんどん溜まって、最近はだんだんイライラするようになってきた」
というのが主訴。
娘さんが、私のサロンを探して予約して来て下さったお母様。
あまりにも眠れなくて辛いので、眠剤をもらいに病院の受診を考えていたところ、
娘さんが、
「その前に、ここ行ってみたらどう？」
と勧めてくれたそうです。
とは言え、いらっしゃった時のカウンセリングの時点では、
「ほんとにもう辛いから、今日はこの後病院に行こうと考えています」
と、おっしゃっていました。
ご予約頂いていたコースはアーユルヴェーダでした。
アーユルヴェーダの、キャンペーンとしてやっていたコースで、
ヘッドマッサージ＋背面ガルシャナ＋全身アビヤンガ
ですが、最初だけ同行されていた娘さんに、
「やっぱりシローダーラが入っているコースの方が良いですかね？」
と相談されました。
※シローダーラとは、額の中央にセサミオイル等を垂らしていくアーユルヴェーダならではの独特な施術法。
シローダーラは、不眠にも良いとコース説明に書いてあったことから、そう思われたようなのですが、
私は今回はシローダーラ付きはお断りしました。
いや、やっても大丈夫だったかも…？！しれませんが、
私のこれまで見てきた経験上、
シローダーラは、かなり疲労度が高い人の場合、（交感神経が優位状態で、いかにもアドレナリンが出っぱなしです！っていう感じの人と言うか、）
例えば、夜勤明けでそのままサロンに来ました、といったようなお客様、（看護師さんとかね、）
さぞすぐに寝てしまうかなー？と思いきや、
そのような方ほど、シローダーラでリラクセーションに入りにくいパターンが見られます。
ドーシャによるところはあるかなー？
とも思っていますが。
（特に火のドーシャ、ピッタ
タイプの人は一番落ちずらい。と私は感じてます。）
タイプの人は一番落ちずらい。と私は感じてます。）※ドーシャとは、身体の健康と病気をコントロールするエネルギーのようなもので、アーユルヴェーダの体質・性質を表す。ヴァータ（風）、ピッタ（火）、カパ（水）の3種類、または複合がある。
まぁとにかく、お疲れが酷い方の場合は、
いきなりシローダーラよりも、
まずは身体の方からほぐしてアプローチしていくことのが必要そうかな、
と判断する場合があります。
今回が正にそうでした。
シローダーラは、有名なだけに、
又、究極のリラクセーション、
なんて言われているものなので、
期待値が大きい人がとても多いので、
うまく気持ちの良い状態になれなかった場合、
シローダーラ中、ずーっとはっきり意識ありました、なんて場合、
何だったんだこれは？
ただ垂らされてるだけ、？？
と、なってしまうのは非常に残念なので。。
（実際そういうお客様も見てきました。）
それなら、とりあえず今日のところはアーユルヴェーダのマッサージでしっかり全身にアプローチして、身体を緩めてから、シローダーラは追々…のが良いかな、と思ったわけです。
シローダーラを受け入れられるくらいの状態になるまでは。
…ということで、元々ご予約頂いていたコースでお引き受け致しました。
座位ヘッド→背面ガルシャナ→全身アビヤンガ
計75分です。
今回のお客様のドーシャ（体質）は、
ドーシャチェック表上では、
ヴァータが一番多く、ほぼ同数でピッタが2番目。
ヴァータピッタの複合タイプ。
そしてヴァータの乱れが特に目立つ感じでした。
乱れ＝ドーシャの過剰
です。
ヴァータの過剰から、ピッタも乱れてきているご様子。6月から暑かったですしね。ピッタも増えます
不眠（ヴァータ）→イライラに（ピッタ）
といったところでしょうか。
そして、こちらのお客様の生活習慣が、
分かりやすくヴァータを過剰にするだろう日常でした。発言にもすごく表れていました。
「じっとしていられないんですよ、疲れていてもリラックスしてられない、周りにも家族にも、もう少し休めば？って言われるけど、
仕事が休みの日は結局買い物とか行きたくなっちゃって…。周りにも、見てるだけで忙しい、落ち着きがない、って言われますね、」
これぞ、
ザ・ヴァータ
話を聞く限りでは、決して休息を取る時間がないわけではなくて、止まっていることが出来ない、
ようなのです。
それで、その8年くらい？だったか、長いこと続けられているお仕事というのが、
1日、冷凍庫で6時間も作業する仕事…！！
との事
それは…身体が冷え冷えになりますよね
「冷たさ」は、ヴァータが憎悪します
「動きの過剰」もヴァータを憎悪します。
ちなみに「喋り過ぎ」とかもですよ。
ますます乾燥しますね。ヴァータの乾性が増します。
そして不眠は、ヴァータの乱れの症状です。
※ピッタも眠り浅くなることありますが。
ヴァータは3つのドーシャタイプの中で、
一番睡眠時間が必要なタイプなのですよ
8時間が理想です。
日中の仮眠も許されている。
ヴァータの過剰は、自律神経系が乱れるのです。
気も落ち着かず、何だかいつもソワソワ、ザワザワ…
宙に浮いているような感覚、とかね。
それで、えっとー、
一ヶ月前のお客様なので、身体の状態が実際どんなだったか…忘れてきてしまった…^_^;
オイルはこちらを使いました↓
↓
スリランカのアーユルヴェーダドクター処方の体質別薬草オイル。
あらゆるヴァータ的不調に対応したオイルです。
で、この時の施術の結果…
お客様についに眠気がーーー
やってきたのです
最後にシャワーに入って頂くのですが、
出てきて一言、
「急に眠気が襲ってきました、あくびが止まらないわ…」
「今日は帰ったらこのまま昼寝が出来そう…
夜も眠れるかもしれない」
…と
そして更に…
「今日はやっぱり病院に行くのは辞めておきます。せっかくなので、このまま様子をみますね。」
…と
この一言は最高に嬉しかった〜〜
目的が果たせた感、めっちゃありました
施術で少しヴァータが鎮静したのかな〜？
と思われます
ガルシャナも自律神経を整える効果があるので、良い方向に働いてくれたかな
※ガルシャナについては、過去ブログをどうぞ↓
本来の状態よりも過剰になっているドーシャが鎮静することで、
アーユルヴェーダでは元のバランスを取り戻す、
という考え方です。
いずれにせよ、お客様の心身がリラックスしてくれたことは間違いないと思います
あとは…今後の過ごし方次第なのですが…
少しは改善の切っ掛けになっていることを願います
只今の季節はピッタ?
皆さま、夏バテや熱中症に気を付けてお過ごしくださいネ
7/3になっちゃいました（笑）
Lei Nani
Misa
